町名、樹木、お医者さんetc. 名前の由来が意外なブーツブランド4選 |BEST TiMES(ベストタイムズ)

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町名、樹木、お医者さんetc. 名前の由来が意外なブーツブランド4選

今さら聞けない名門ブーツブランドの基礎知識。知っておくべき歴史のトリビアが満載!

Dr.Martens
【ドクターマーチン】

こちらは定番人気を誇る〈1461〉。履き込むにつれて色調が落ち着き、レザーが足に馴染んでくるのも特徴の一つ。

履き心地を重視した構造と
ファッション要素の融合を実現

 1945年、ドイツの軍医学博士であったクラウス・マルテンス(マーチン)が、空気をクッションにしたゴム底ソールの靴を試作。その後、靴工房を設立し、1959年には英国に進出。翌年ドクターマーチンのブランドが誕生した。労働者から大きな支持を得るとともに、ミュージシャンにも愛され、UKファッションの象徴となったのはあまりにも有名だ。

(左) 創業者クラウス・マーチン(写真内左側)とパートナーとして彼を支えたヘルベルト・フランク(同右)。(右) 現代の工房での作業シーン。人の手による、丁寧な仕事ぶりが伺える。

 そんなドクターマーチンの大きな特徴といえば、ブランドのルーツを語る「イエローステッチ」と空気をクッションにした独自の「バウンシングソール」だ。前者は、アッパーとソールを結合するウエルト部分にイエローステッチを採用したもので、ファーストモデル〈1460〉にも施されていた歴史的なディテール。一方後者は、弾むような履き心地を意味することから命名され、こちらも開発のルーツは1945年にまで遡れる伝統技法だ。

 

 

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